The Imposible

 

 

 アカデミー賞を観てて式Naomi Watts(ナオミ・ワッツ)が主演女優賞にノミネートされた”The Impossible”に興味を持った。そのままトレーラーを観て、友人が言っていた「最近泣ける映画を観ていない。」という言葉を思い出した。この映画は泣けると思った。

 2004年の12月東南アジアを襲った津波。そこに居合わせた家族の話。Ewan McGregor(ユアン・マクレガー』演じる父親、 Naomi Watts演じる母親に3人の男の子の家族がクリスマス休暇でタイに行く。そこで津波が…家族はバラバラになる。

 この地震のとき、私はトルコを旅行中で、カッパドキアにいた。ホテルでテレビを見たらトルコ語で何を言っているかわからなかったが、"Tsumani' と繰り返されているのが印象的だった。津波は世界共通語だ。

 最初は母親と長男のLucasが一緒で、トレーラーにもなっていたシーンだが、母親が地元の人に助けられたときに”Thank you”と繰り返すのが泣けた。”Thank you”、“ありがとう”どの言語にもかかわらず素敵な言葉だと改めて感じた。色んな国を旅行していると、まず最初に覚える言葉はありがとうだ。この間クロアチアを旅行している時も最初に覚えた言葉はhvalaだった。単純だけど暖かい言葉。

 他にも2人で子供を助けるシーン、子供と父親が会うシーン、母親が病院に運ばれた後、長男がやるボランティアなど、予想通り泣けるシーン、感動的なシーンが満載。

 Naomi Wattsはまさに迫真の演技で、”Silver Lining Paperbook”のヤツがアカデミー賞取るんだったら、 Naomi Wattsの方がいいのではと思ってしまう。友人も怒っていた。とにかく残念。

 一方父親ともう2人の子供(ThomasとSimon)。3人はホテルに残されていたが、父親が1人で2人を探しに行く。その時に会って、一緒に探しに行く男が私のお気に入り。彼の言う2つの台詞には感動した。

 最後は予想通り。家族愛はすばらしいということ。その一方で、長男Lucasの成長というテーマがある。最初映画はタイに向かう飛行機の中で始まるが、そこで夫婦と長男の性格がわかる。最後にまた飛行機の中になり、長男の成長を噛み締めまた涙する。

 この家族は日本から来ているということになっていた。実際の出来事を元にしているので、それに従ったのか、それとも一昨年の津波のせいか。
Naomi Wattsが津波にもまれるシーンは地元のことを考えるとつらかった。でもこの映画にはつらさを超えるものがあると思う。

 実際にあった話をもとにした映画だが、実際の家族はスペイン人。監督もスペイン人の"Juan Antonio Bayona"。映画ではイギリス人の家族となっている。Brit英語はあまりきつくなかった。

 感動できる映画。お勧め。

 

 

Dr. Robert

 

Time Out New York ------ **(最高5)

Premiere --------------- ***(最高4)

Rolling Stone ---------- ***1/2(最高4)