The French Minister (Quai d'Orsay) 

 

 

 フランスのコメディ。面白くもあるが、腹が立つことも多かった。何かフランス人のやなところ、スノービッシュなところ、偉そうなところ等が見えた。

 監督はBertrand Tavernierあまり良く知らない。主演の大臣に"Thierry Lhermitte"。Arthur Vlaminckに"Raphaël Personnaz"。あまり知らない俳優。Arthurが大学院を卒業後Ministry of Foreign and European Affairs(外務省?)で働くようになる。彼の仕事は大臣のスピーチの原稿を書くこと。彼の上司役の"Niels Arestrup"は結構好きだった。しかし知っている俳優は1人もいなかった。

 Ministerといっても外務大臣の様で、色んな国との駆け引きがある。アフリカの実在しない国とのトラブルでは大臣が実際にその国の大統領に会いに行く。普通どんな国でも空港から大統領がいるところまでは道路が舗装されているはずだ。それをあんな土の道路で、黒人が集まっているなんて。黒人を馬鹿にし、見下している証拠だ。結局欧米諸国がしてきたことが原因でアフリカでトラブルがあるんだろう。彼らは世界中で自分たちがしてきた罪をもっと考えるべきだ。

 映画の中で何度もOld Countryとか、Old Continentalとかいう。Countryはまだ基準がわかりにくいが、独立したと考えればフランスは1789年にフランス革命が起き、共和制に変わっているので国ができたのは1789年、アメリカより新しい国となる。アフリカの国々もヨーロッパの国々が侵略したせいで、新しい国境線が引かれ今の体制になったが、元々いろいろなところに王様はいて、彼らの考える小さい国のような概念は存在していたはずだ。何が新しくて、何が古い国なのか。Old Continentalに至っては笑いが止まらない。基本人類が生まれる前に全ての大陸が存在していたのだから、何が新しくて何が古い等は全くわからない。人類が誕生したのはアフリカなので、アフリカが古い大陸なのでは?このような欧米人の考え方は全く納得出来ない。

 ついでに欧米人で理解できないこと。欧米人は古き良き時代等と言うが、黒人やアジア人等たくさんの人々を殺し、侵略した時代を良き時代というセンスが理解出来ない。奴隷を含めて最悪だろう。そして未だに欧米人以外を見下す。笑い者にする。馬鹿にも限度がある。

 私個人の話だが、フランス人に痛い目に合わされた話を。

 エールフランスに痛い目にあった。3回乗ったが、その内2回は荷物がどっかに行ってしまった。結局も戻って来たが。でも確率高すぎ。

 ザグレブからニューヨークに帰ってくる時の機内は最悪だった。Flight Attendantは香水臭いし、露骨に差別された。アジア人だから英語ができないかと思われたのかも知れないが、少なくても私は奴らフランス人より英語ができる。1人のFlight Attendantに席の後ろで英語で話しかけ、「これって差別だよね。」って言ったら、"Yes"という返事が返って来た。その後訂正されたが馬鹿である。その後一寸偉い人が来て"How are you"と聞かれたので、「差別があるから気分が悪い。」と言った。「ちゃんとレポートしろ。」とも。

 そういう人たちである。もちろんフランス人の友人も沢山いて、いい人も沢山いる。しかしこういう映画を見ると、あまりちゃんと考えられない馬鹿が沢山いることがわかる。

 私もニューヨークに来て14年。ニューヨークは多国籍の場所だ。注意はしないと。

 文句ばかり言ってきたが面白い部分もある。スペインとのアンチョビ(単純にイワシ)に関する争い。など笑える部分も多い。実際客も結構笑っていた。しかし何か昔のテレビドラマみたいで安い映画だなと思うし、大臣が泊まるホテルも安っぽいし。ああまた文句だ。

 また大臣が主人公の部屋に入ってくる時に、風邪が吹き、紙が舞う。安いコメディーみたいだけど、面白くはある。

 映画は安っぽい。主人公や大臣が働いている場所(外務省?)は狭いし、警備も甘い。安っぽいけど、ニューヨークやベルリン等色んなところに行っている。

 日本では公開されないのかな。結論はコメディーとしてはまあまあ面白いが、どうしても安っぽい。フランスの嫌な面が見えるということ。

 因にまたフランス語習い始める。フランスというよりはアフリカのフランス語圏の国々に行ってみたい。マリとかモロッコとか。

 

Dr. Robert

 

Time Out New York ------ Not Rated(最高5)

New York Daily News ---- ***(最高5)

Premiere --------------- **(最高4)

The Guardian ----------- Unknown(最高5)

Rolling Stone ---------- Not Rated(最高4)