The Counselor

 

 兎に角俳優陣がスゴイ。トレーラーを観てこれは観に行こうと思った。主演のカウンセラー(名前は特にない)は良くわからないが、その恋人にPenelope Cruz(ペネロペ・クルス)、顧客にJavier Bardem(ハビエル・バルデム)、その恋人にCameron Diaz(キャメロン・ディアス)、他の顧客にBrad Pitt(ブラッド・ピット)。監督のRidley Scott(リドリー・スコット)は特に好きというわけでもないが、まあエイリアン、ブレードランナー、ブラックレインの監督だし。

 脚本はピューリッツァー賞受賞者のCormac McCarthy。アカデミー賞作品"No Country for Old Men"のオリジナルの小説を書いた人。アメリカ南西部でのサスペンスか好き?ハビエル・バルデムが両作品に共通。メキシコ人が沢山出てくるからか。

 ストーリーは1人のカウンセラーの話。カウンセラーと言うと精神科医等を思い出すが、この映画の場合は弁護士。顧客の1人が麻薬を他の組織(メキシコ系)から盗んだことからとばっちりが回ってきて、その組織から命を狙われる。簡単に言うとこんな話だが、いろいろなシーンに飛んで、話が分かりにくい。結局は麻薬犯罪のサスペンスと言ったところか。

 主演は本当に良くわからない。Michael Fassbenderというドイツ人。クエンティン・タランティーノ監督の"Inglourious Basterds "にも出ていたらしいが記憶にない。主演男優を普通の人にして、豪華な脇役を引き立たせようとしたのかも知れないが、あまり効果がなかったのでは。ペネロペ・クルスは本当にちょい役で、あまり印象に残らないし、ブラッド・ピットも最後だけ。

 その点興味深いのはCameron Diaz。クレジットはペネロペ・クルスより下だが、重要な役だと思うし、ペットにヒョウを買っていたり、ヒョウ柄のタトゥーを入れてたり、メイクが猫みたいだったり、面白い。最後まで彼女に目が離せない。ハビエル・バルデムはぼちぼち。

 他にもスーパーマリオのJohn Leguizamo(ジョン・レグイザモ:個人的にはSummer of Samが印象深い)やRubén Bladesなどラテン系の俳優が盛りだくさん。

 殺すシーン等は結構えぐい。首が飛んだり、死体の処理の仕方とか。アメリカ系とメキシコ系の組織のえぐさ。他にも家や生活は超豪華。特にハビエル・バルデムとキャメロン・ディアス。しゃべっている内容がスゴイ。

 最後は意外な結果だし、よくよく考えてみると面白いストーリーのような気はするのだが、何かすっきりしない、わかりにくい。

 結局細部を完全に理解する英語力がない私が悪いのかも。でも字幕で観ても、そこまで面白い映画とも思えない。やっぱキャメロン・ディアスが目立った映画。

 リドリー・スコットといえば弟のTony Scott(トニー・スコット)も有名な監督(トップガンやトゥルーロマンスなど)。彼は2012年自殺し、アメリカでは大きなニュースになった。自殺したとき、兄のリドリーの方はこの映画を撮影中だった。

 

 

Dr. Robert

 

Time Out New York ------ ***(最高5)

New York Daily News ---- **(最高5)

Premiere --------------- ***(最高4)

Rolling Stone ---------- **(最高4)