Skyfall 007

 

 007シリーズの2012年の新作。監督は"American Beauty"の"Sam Mendes(サム・メンデス)" 。主演はもちろん"Daniel Craig(ダニエル・クレイグ)"。彼ももう"007"3作目で、だいぶ見慣れてきた。俳優陣もいつものJudi Dench(ジュディー・デンチ)に加え、Javier Bardem(ハビエル・バルデム)やRalph Fiennes(レイフ・ファインズ)など。

  Javier Bardemは"No Country for Old Men"でクレージーな殺人鬼があたり役となって以来、悪役が多いような気がするが、90年代から彼の映画を観ている私にとっては、やはりスペイン映画、中でもPedro Almodovarの映画の印象が強い。アメリカに来てからも"Vicky Cristina Barcelona" 、"The Sea Inside"など結構観ている俳優の1人である。でも今回は"No Country for Old Men"比べるともう1つか。どうしても期待してしまうのだろう。

 ボンド・ガール?のNaomie HarrisやBérénice Marloheもいまいちだし、結局今回はJudi Denchの"M"が1番重要だということになる。 脇役ではKincade役の"Albert FinneyとQ役のBen Whishawは面白い。

 今回の007。最初はイスタンブール。行ったこともある場所なので、ちょっと懐かしかった。イングランド、上海、マカオ、最後にスコットランド。そこで"Skyfall"のタイトルの意味が分かる。 イスタンブールのシーンは結構すき。James Bondは見方に撃たれて、死の淵をさまよう。James Bondが撃たれるのは、23作の中でも2回目らしい。

 前半はいまいち。でも1度捕まったJavier Bardemが脱走してからは面白い。スコットランドでのアクションなどは面白い。全体的にも結構いい出来だと思う。面白いというよりも、インパクトが残るストーリーか?

 "American Beauty"でアカデミー賞を取ったSam Mendesは007シリーズ史上初めてのオスカー・監督。他にもTom Hanks主演の"Road to Perdition"も観たが、やっぱり"American Beauty"か。でも"Skyfall"とは比較できないかな。

 しかしどのシリーズでも、"007"には見る価値がある。

 

 

Dr. Robert

 

Time Out New York ------ ****(最高5)

Premiere --------------- ***(最高4)

Rolling Stone ---------- ***1/2(最高4)