J. Edger

 Clint Eastwood監督、Leonardo DiCaprio主演の映画。悪名高く、FBIの権力を強大にしたと言われているJohn Edger Hooverの話。もちろん実在の人物。Oliver Stoneの”JFK"や"Nixon"、浦沢直樹の漫画"ビリーバット"にも登場する人物でとにかく悪役。人種差別主義者としても知られ、Martin Lurther King牧師がノーベル平和賞を受賞したときのテレビ放映をすぐ消すというシーンもある。そのHooverをDiCaprioが演じるということで、興味があった。しかも1/3位は特殊メイクで、老け役。 DiCaprioもOscarを狙っているんだろうか?

 他にもJudi Dench、Naomi Wattsなど私好みの女優がでているが印象は薄い。いい味は出しているが。重要な脇役はHooverのassociate director: Clyde Tolsonを演じたArmie Hammer。若いときからHooverが死ぬときまで、公私ともに使えた。2人はゲイで、恋人同士。これは事実なんだろうか?このTolsonの役が1番おいしいんだと思うんだが、特に最後の方で、Hooverに告白するところや、痴話喧嘩なんかは良かった。Armie Hammerといえば、Facebookの"The Social Network"にも出ていて、そのときは変な双子を印象深く演じていたが、だいぶ出世したようである。

 一方Naomi WattsはHoover死後に彼のConfidentialの書類をシュレッダーにかけている姿が良かったし、最初にHooverに恋愛より仕事が大事と言っているシーンなんかは良かった。Judi Denchは登場シーンも少なかったが、マザコンのHooverを支える役所を存在感で演じていた。

 Oliver Stoneの映画で、Hooverは常に悪役だった。John F. Kennedeyの暗殺にも深く関わっているようだった。このような悪人だが、Clint Eastwoodはそういう支店ではなく、彼はヒーローとして、派手なシーンも少なく、淡々と映画を作っている。しかし最後の方になってTolsonが...である。基本的に長く感じ、タルイ映画ではあるが、後半は結構面白い。ただ英語の内容は結構難しい。史実を多少知っていたので、ストーリーをフォローできたが。

 かの有名なCharles Lindbergも登場している。子供の誘拐事件をHooverが担当しているが、諮問の話などは興味深かった。しかし、Lindbergは事件後、1度もHooverと会おうとしなかったらしい。やっぱりアメリカ人にとってもやな奴だったんだろうか。そうだよね。

 Naomi Wattsの役は最初Charlize Theronがやる予定だったらしい。どっちも私は好きだが。

 決行地味な映画でどちらかと言えばつまんないかもしれないが、終盤は面白い。Armie Hammerが良い。DiCaprioは相変わらず眉間にしわを寄せている。

 

Dr. Robert

 

Time Out New York ------ **(最高5)

Premier ---------------- N/A(最高4)

Rolling Stone ---------- ***(最高4)