Carol

 

 

 David Bowieが亡くなった。個人的にもかなり好きなミュージシャンだし、発売されたばかりの新しいアルバムも買っていた。日本でも"Let's Dance"をはじめとした数々の楽曲や、"戦メリ"で有名。氷室と布袋の"Boowy"が彼から名前を取っているのは有名だし、私が行ったDavid Bowieのコンサートにも布袋が前座で出ていた。

 David Bowieは"戦メリ"をはじめとして映画での功績も大きい。しかし彼をモデルにしたという映画"Velvet Goldmine"はあまりにも似すぎているという理由で、楽曲の提供を断ったらしい。"Velvet Goldmine"は彼の歌のタイトルなのに。この"Velvet Goldmine"の監督がTodd Haynes(トッド・ヘインズ)。この作品とJuilan Moore主演の"Far From Heaven"だけ観ている。彼の新作"Carol"を観に行った。主演のKate Blunchettの評判がいいのとGolden Globe賞に監督、主演女優賞にノミネートされているので、興味があった。この後のアカデミー賞にもノミネートされている。

 映画はCate Blanchett(ケイト・ブランシェット)演じる、CarolとRooney Mara(ルーニー・マラ)演じるThereseが向かい合って座っているシーンから始まる。男性に声をかけられ、その後2人は別々に外へ。そして2人の出会いへフラッシュバックする。

 ThereseはManhattanのデパートの店員(Bloomingdale'sに見える?)。クリスマスの時期に、買い物に来たCarolと知り合う。その後ThereseはCarolのNew Jerseyにある家に行ったり、Carolがカメラマンになることを夢見るThereseにカメラをプレゼントしたり。そんな中2人は恋に落ちてしまう。

 Carolには女の子がいて、主人とは別居中。離婚と娘の親権について争っている。そんな中Thereseに西海岸に行こうと切り出す。Thereseは彼氏と別れてCarolと一緒に旅立つことを決意する。車での移動、ホテルに泊まっているときにSexシーンもある。

 ようするに一見普通の女性だが、生活に不満を持っている2人が同性愛に走る話。前半はそうでもないが、後半2人が旅立ってからはまずまず。最後は一寸悲しい。結構理解するのに難しかった。映画の良いところはこの2人の女優。Cate Blanchettは相変わらず気が強そうだが、優しさを持ち、Rooney MaraはCarolに着いて行くだけのように見せて、実は芯がある。2人の縁起がいいし、キャラクターもシッカリしているから単なるレズビアンの映画に終わっていない。

 Thereseはどこかで観たことがあると思っていたら、"The Girl with the Dragon Tattoo"の主演女優。結構体当たりの演技。Cate Blanchettは相変わらず、品のある女性。光っている。他はCate Blanchettの旦那役くらいしか印象に残らない。

  最近10数年来のアメリカ人の友人が結婚した。相手は男。前ガールフレンドも友人だが、最近趣味が変わったらしい。彼女達と同じ。他のイタリア人の女性同士も2年前結婚したし、これがNew York!しかしこの映画は1950年くらいなので、当時としては、かなり珍しかった設定なのでは。

 

Dr. Robert

 

Time Out New York ------ *****(最高5)

New York Daily News ---- *****(最高5)

New York Post ---------- ***1/2(最高4)

The Guardian ----------- *****(最高5)

Premiere --------------- **(最高4)

Rolling Stone ---------- ****(最高4)

 

 
 
 

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