Burn After Reading

 今年のアカデミー賞受賞で今や大御所となったCoen Brothersの最新作。いつからかは知らないが、監督、プロデュース、脚本が連名になっている。昔は兄貴が監督で、弟がプロデューサー(でも両方が両方の仕事をしていた。) だったはずだが。アカデミー賞の影響もあってか、過去にCoen Brosの作品に出演したこともある"George Clooney"、"Frances McDormand"(Joel Coenの奥さんだからよっちゅうでている。)の他にも"John Malkovich"、"Tilda Swinton"、"Brad Pitt"とオスカー俳優、有名俳優が沢山でている。しかもみんな重要な役である。"Brad Pitt"は「おいおい」って言う役だけど、彼らしいアジをだしているし。

 舞台はWashington DC。2回程行ったことがあるので、なつかしい場所も多い。まずは"John Malkovich"。CIAの職員だが、アルコール問題を問いつめられて辞職する。まあクビだ。"John Malkovich"の奥さんが"Tilda Swinton"。今年のオスカー受賞者。変な訛りの英語を話す医者。自宅でパーティーを開くが、その来客"George Clooney"と不倫関係にある。"George Clooney"は奥さんがいるのに色んな女とやりまくっている。自宅の地下にある彼作のいす(大人のおもちゃがついている)が笑える。DCの街中をいつもジョギングしているが、いつも誰かにつけられている。そしてジムの職員"Frances McDormand"、"Brad Pitt"と"Richard Jenkins"。"Richard Jenkins"はいい味をだしていた。"Frances McDormand"はデーティングサイトが好きで、そのサイトで"George Clooney"とやってしまう。そして事件が起こる。"Frances McDormand"と"Brad Pitt"がジムでCDを見つけ、それの中を見ると暗号らしきものがあり、元CIA職員"John Malkovich"とつながる。そしてBurn After Reading(読んだ後に燃える) のである。

 人間関係は一見複雑に見えるが、結構わかりやすい。あんまりこういう多くの人数が絡み合うのはCoen Brosらしくない気もするが、彼ららしいジョークも多い。 "George Clooney"のいすや"John Malkovich"のPrinstonの同窓会、"Frances McDormand"の電話などはかなり笑えた。日本ではどうかは知らないが、アメリカでは電話するとすぐに機械が応答し、私みたいに英語がパーフェクトではない人にはかなりむかつくことが多い。アメリカ人でも同じなんだなあと思う。あのシステムを開発した人々は世界から抹殺してやりたい。

 そしてどんでん返しがありながら、最後に"George Clooney"に悲劇が起こる。笑えるし、そんなに難しくはないし、英語もCoen Brosにしては難しくないし、結構お勧めかも。

 

 

Dr. Robert

 

Time Out New York ------ **(最高6)

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