The Brave One

 Jodie FosterはもちろんTaxi Driverから好きな女優だが、突然Yaleに行って、休業したり、よくわからない変な映画にでたり不思議な女優である。例えば私の嫌いな女優Julia Robertsなんかはもっと映画を選んでる(わかりやすい大作とか)ような気がする。今回は監督がNeil Jordanだし、New Yorkを舞台としてるし(Neil Jordanにしては珍しい)、上映最後の日、最後の回に観に行ってみた。

 結論から言えば、かなり面白かった。"Eastern Promises"と同様に暴力シーンが多いし、それが理由で観に行きたくないという人も多かったが、面白かった。エンディングのどんでん返しも。前に書いたが、 Neil Jordanには"The Crying Game"の例もあるし。といっても"The Good Thief"と一緒で、イギリス、アイルランドを舞台とした映画に比べて彼らしくないような気もする。ラストシーンのカメラワーク等、やはりNeil Jordanというシーンも多し、良い仕事をしたと思う。

 基本的にラジオのパーソナリティーのJodie Fosterと刑事役のTerrence Howardの映画。後はそんな重要ではない。 Terrence Howardは"Crash"位しか見たことはないが、良い俳優だと想う。この映画でもいい味を出していた。Jodie Fosterの結婚前の恋人がCentral Parkで殺され、彼女自身も大怪我を負う。警察に行っても充分な対応が得られず(私が行ったときはみんな親切だった)、結局自分で銃を買う。そして、ある事件に出くわし、その犯人を殺してしまうことをきっかけとして、どんどん殺人をおかしてしまう。社会の悪を排除していくわけである。まあ私も強盗された経験はあるが、こういうリベンジには観客の共感もあった。わからないでもない。でも実際にやる人はあんまりいないわけで。良くなったと言ってもまだNYCでは犯罪も多いし。かなり衝撃的である。そしてさらに衝撃的なラストシーンへ。ってな具合で、面白かった。

 Central Parkをはじめ、Chinatown、Lower Manhattanなど、前編NYCが舞台。特にJodie Fosterが働いていたラジオ局があるビルディングはもしかすると、私にとって想い出深いビルディングだったのかも。

 

Dr. Robert

 

Time Out New York ------ **(最高6)

Premier ---------------- ***1/2 (最高4)

Village Voice ---------- Not recommended

The L Magazine --------- LLL (最高5)